思えばこのムルティプラに乗って、埼玉の川口に初めて相談に行ったのが、8月の末のことだった。
それから2か月の時を経て、11月7日にようやく入庫の順番が回ってきた。
その間に、近所の徒歩圏内に停まっていた2台のムルティプラは、それぞれアバルトとフリードに買い替えられてしまったようで、残念なことに、もう姿を見なくなって久しい。
その一方で、しぶとく生きながらえている我がムルティプラは、悪運だけは強い個体なのかもしれない。
入庫を待つ間、ドライブシャフトブーツをふさいだだけではなく、ほかにもちょこちょこと手を加えていた。
雨漏り修理
足元の漏れを塞いだついでに、天井の漏れも塞いでしまうことにする。
雨が降っているときにハンドルを切ると、フロントのサンルーフスイッチから水がポタポタ垂れてくるので、気が散って仕方がない。
調べてみると、サンルーフの内側というよりも、外側のゴムパッキンの隙間から内部に水が浸入しているようなので、みんからにアップされている先輩方の記事を参考に、コーキングをして塞いでみた。
次の大雨でも雨漏りしなかったので、これで快適に乗ることができる。
スピーカー交換
前後のスピーカーもボロボロに朽ち果てて音割れがひどい。
フロントは左右セットで2000円くらいで、オークションに出ていた中古スピーカーに交換。たしかMarverickというメーカーのスピーカーだった。
音質はよくわからないが、音割れしないだけで、大満足である。
リアは使わないので、燃えないゴミの日に出した後、そのまま何もつけずに空っぽにしている。
あとは整備が終わって、元気な姿で戻ってくるのを待つばかりだが、入庫から1か月以上たっても、連絡が来ない。
さすがに心配になって、お店に連絡してみると、11月は整備を担当してくれる方が体調を崩してしまい、あまり稼働できなかったとのこと。
あと3台済ませたあとで、ムルティプラに取り掛かれるということで、どうやら年内の再会はお預けとなりそうである。
そういえば、12月の初旬に粗大ごみを出そうと思って、区の収集センターに申し込みをしたら、1月の中旬に引き取りとなっていたことを思い出した。
粗大ごみを処分するのですら、1か月以上待たなければいけないのだから、ムルティプラを整備に出してから、２か月待つことになっても、あながち不思議な話ではないのかもしれない。
