エグザンティアが泣きやまない話

春の訪れとともに、また厄介な問題に頭を悩まされることとなった。エグザンティアのベルトから鳴るキュルキュル音が、このところ勢いを増しているのである。

鳥のさえずりは、季節の移り変わりを告げるものとして心地よく耳に響くものだが、エンジンをかけるたびに、ベルトが鳴く音を聞かされても、心が安らぐことなど一つもない。

静かな路地裏で、甲高いベルト音を響かせながら走っていると、行きかう人は何事かと振り返る。まあ駐車場を出てしばらくは、歩行者とすれちがうのもやっとの狭い道なので、注意喚起にはつながるかもしれないが。。。

エンジンをかけ始めのアイドリング時は、かすかに「キュッキュッ」と聞こえるだけであるが、アクセルを踏み込むと「キュルキュル」と音が大きくなる。

その後40キロくらいまで加速している間は、音がどんどんと大きくなり、50キロを超えて、ギアが3速に入ったころに、やっと消える状況である。

 

このエグザンティアは、2019年10月の納車時にクランクプーリーを交換しているが、2020年の春にはベルト鳴きが発生し、その年の10月に再度クランクプーリーを交換している。

2回の交換で改善しないのであれば、原因はクランクプーリーとは別のところにあるのだろう。

 

2020年の6月時点の写真では、ベルト脇の金属パイプにびっしりとゴムカスが付着していた。

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現時点では昨年ほどの付着は見られない。

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海外の掲示板でも、ベルト鳴きに困っている人のスレッドを見つけた。

そのなかにある発言では、

通常の走行で異音が発生しなければ、ある程度のベルト鳴きは「Perfecttly normal」なのだという。

この音も完全にノーマルなのだろうか・・・・。

frenchcarforum.co.uk

しかしながら、このスレッドの人は、3回ベルトを交換してもベルト鳴きが解決せずに、たどり着いた結論が、エアコンのコンプレッサーのプーリーが原因だったらしい。

このエグザンティアも同じ症状かもしれない。

今は年度末で何かとバタバタしているので、少し落ち着いたら、一度お店で見てもらったほうがよさそうだ。