ムルティプラのドアハンドルを塗装した話

ムルティプラは、内装プラスチックの劣化がひどいというのは、うわさに聞いていたのだが、このムルティプラも例にもれずに、状態はひどいものである。

とくにドアハンドルの劣化がすさまじく、ドアを開け閉めするたびに粉がパラパラと落ちてきて、不快極まりない。

f:id:gyokuren:20210620155617j:plain

オマケに内張の布の内側からも、ベタベタのスポンジのカスが落ちてきて、小物入れを占領している。

f:id:gyokuren:20210714134728j:plain

一刻も早く内装のリペアに取り組みたいところであるが、少なくとも丸一日は時間をかけなければならない。しかし休日は子供の遊び相手が最優先なので、丸一日もクルマに使える時間はない。

なんとかして丸一日時間が欲しい・・・ということで、細君の実家で作業することにする。

 

私=気兼ねなく1日クルマをいじっていられる。

細君=実家で羽を伸ばせる。

両親=孫に会える。

子供=おじいちゃん、おばあちゃんに遊んでもらえる。

これで、全員が笑顔になれる1日が訪れるではないか。

 

しかし、塗料の買い出しをして、パーツを外して、カサカサ部分をやすりで削ったところまでで、予想外に時間がかかってしまった。

しかたなく、この日は実家に泊まって、塗装は次の日に持ち越すことに。当然誰からも反対は出ない。

ドアハンドルの外し方については、すでに多くの先輩方が紹介しているので省略するが、後部座席の灰皿の奥にあるネジが、なかなか外しずらかった。

f:id:gyokuren:20210722152242j:plain

塗料の種類も選ぶ暇はないので、近所のホームセンターで売っていたプラスチック用のカラースプレーを使用。

f:id:gyokuren:20210810000837j:plain

「重ね塗りは、2時間の間隔を空けてください」と書いてあるが、そんなに待っていたら、もう1泊しないと終わらないので、1.5時間の間隔を空けて3度塗り。

2本のスプレー缶で、もう1回分くらいは余っていたのだが、時間の関係で4度目の塗りは断念することに。

 

大急ぎで作業したので、完ぺきとは言えないが、やらないよりはマシなレベルには仕上がった。

粉も落ちてこないし、手触りが気持ちいい。

内張の布の剥がれは、家にあった「シューグー」という靴補修用のボンドで接着した。

f:id:gyokuren:20210723134626j:plain

フロントの操作パネルやエアコン吹き出し口も、セスキを使ってベタベタを取り除いたので、これで触るたびに不愉快になることはなく、快適な車内へと生まれ変わった。

f:id:gyokuren:20210723134632j:plain