ムルティプラのフロントのカバーにできた穴の話

ある日のこと、ムルティプラに乗ろうと駐車場に向かうと、何かがいつもと違っていることに気が付いた。

よく見ると、フロントのプラスチックのカバーに、穴ができている。

どうやらここには、丸いフタのようなものが付いていたのだが、それがいつの間にか取れてしまったようだ。

以前エンブレムが外れた時は、運よくボンネットの上に落ちていたものの、今回は周りを探してみても、落ちている気配はない。

きっと走行中に外れて、飛んで行ってしまったのだろう。

 

フタだけではなくカバー全体が劣化しているようで、手で軽くつまんだだけで、パカパカと浮いてしまうのであった。

 

そういえば、このムルティプラ、ずいぶん前から左のハイビームのところだけ、雨の日の後に水滴が付くようになったのである。

もしかして、このパカパカしたカバーのせいで、フロントガラスに付いた雨が、内部に侵入していることが、原因なのではないだろうか。。。

運転席側のカバーは、パカパカしていないので、水滴など付いたことはない。


水滴ついてるなあと思いながらも、ずっと放置していたら、いつしか反射板が茶色く変色してしまった。

 

これまでも、この先も、ほとんどハイビームを使う機会はないのだから、このままにしておこうかとも思ったのだが、確かこのムルティプラは、納車時の車検の時に、光量不足でハイビームを使って車検に通ったというようなことを言っていた。

ということは、ハイビームに不具合があると、次の車検に通らないかもしれない。。

 

そうなると困るので、穴をふさぎつつ、カバーのパカパカもどうにかできるような、対策を取らなければいけない。

 

中古部品を探して、交換するのがベストなのだろうが、オークションなど覗いても見つけられない。

あったとしても、きっとそれなりに値段はするのだろう。

次の雨の日までに、できるだけ安価に対策を取りたかったので、このテープを使ってみることにした。

防水性もそこそこあり、はがす時もきれいにはがせるので、頻繁に貼り換えてあげれば、のり残りも付きにくいだろう。

 

ひとまず穴はふさぐことはできた。

あとは、ハイビームの水滴がどうなるのか、観察してみよう。