Xantiaのスピーカーを付け替えた話

純正のスピーカーも20年たてば劣化が激しく、低音がビリビリと耳障りになっているので、交換することに。

説明書では16.5㎝が推奨となっていたのだが、ネットで検索すると17㎝ばかり売っている。0.5㎝くらいは違わないと思ったが、入らないと困るので16.5㎝で一番お手頃な価格のものを購入した。

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しかし、アメリカ製のスピーカーだったのが失敗だった。

車体の取り付け部には、ネジ穴の脇に出っ張りがあるのだが、このスピーカーにはそれに合う穴などない。

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仕方がないから、出っ張りは無視して、多少浮いた状態で装着。

ただ、ここでもう一つの失敗に気がつく。高音ばかり聞こえてきて、低音が鳴らないのである。なんと、Xantiaはツィーターがダッシュボードに付いているので、ここに付けるのはミッドウーハータイプでなければいけなかったのである。

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仕方がないので、ツイーターの線を切ったのだが、ここでも失敗し、間違えてウーハーの線を切ってしまった。なんとか余っていた銅線でウーハー部をつなぎ直し、改めてツイーターを切断。

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これでまともな音が出るには出たのだが、実はアンプのほうも劣化していて、ときどき左側のスピーカーから音が出なくなる。

これは以前、20年使っていた自宅のアンプでも同様の現象が起きたので、対処法は知っている。

一度ボリュームを上げて、無理やり電気を通すと、しばらくは安定して音が出るのである。

めんどくさいが、古い機械とはそうやって付き合っていくものである。