ムルティプラのオイル漏れを確認してみた話

助手席側ドライブシャフトブーツからのオイル漏れを指摘されたムルティプラであるが、修理に預けるのは、まだまだ先の話である。

ドライブシャフトブーツからオイルが漏れると、ギアオイルが流出して、ミッションがダメになるというのは、ムルティプラ素人の私でも知っている。

とはいえ、このまま修理の日まで駐車場の置物にしておく気もないので、いったいどれほど漏れているのか、調べてみることにする。

駐車場で腹ばいになり、下を覗き込んでみたら、停車中には漏れている様子はない。

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しかし、クルマを走らせた直後に見てみると、その場でポタポタとオイルが落ちているのが見える。

どうやら、オイルが温まっていると落ちてくるらしい。

いったい、いつから漏れていたのか。思い返せば、8月くらいに家の前に駐車した時、あとで地面に小さなオイルのシミがあるのを見つけたことがあったのだが、きっとそれもこのムルティプラからのオイル漏れだったのだ。

お店の人は、「漏れ方が少ないので、おそらくひび割れ程度でしょう」と言っていたのだが、もうずいぶん前から漏れていることになるので、それなりにミッションオイルは減っているかもしれない。

まずは補充してみようと思い、六角レンチとギアオイルを購入。

ジャッキアップしなくても、下から手を伸ばせばネジが届く位置にあるのだが、あまりに固くて回せない。

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仕方がないので、キャンプ用のペグハンマーを引っ張り出してきて、緩める方向にレンチを「えいや」と叩くと、ようやくネジが回ってくれた。

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ギアオイルは、100均で買ってきた、はちみつ容器のようなものに移し替えて、上から手を伸ばして注ぎ込む。

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だいたい、150mlくらいは補充できたので、やっぱりかなり漏れていたのだろう。

短期間なら、このまま走っては補充してを繰り返しても、なんとかなりそうであるが、停まるたびにオイルを地面に垂れ流すのは気が引ける。

やっぱり乗らずに置物にしておくべきか。

でも、どうしてもムルティプラでなければ、みんな乗れない用事が控えていたので、対策を考えることにした。