今年の夏のエグザンティアはというと、猛暑の中、一般道でストップアンドゴーを繰り返していると、AL4のオートマが滑りまくる現象に襲われてしまった。
これを回避するために、これまではシフトショックの症状に応じて
- 軽度の場合:停車するための減速中に手動でNレンジに戻して、1速に落とすことを回避する。
- 重度の場合:スノーモードボタンを押して、発進時も2速からスタートする。
という対策を使い分けて、なんとかしのいできたのであるが、とうとう先日、スノーモード作戦でも、バックに入れたときに、ギアがうまく入らずに滑ってしまう現象が発生。
猛暑の中で運転するのが、少し憂鬱になってしまったのである。
これはいよいよ、AL4に手を入れなければならない状況になってきた。次回の点検で甘木さんに相談しようと思いつつ、点検前の最後の遠出となる、那須旅行の日を迎えたのであった。
旅行当日は気温もさほど上がらず曇り空。渋滞にもハマらずに高速を走ることができた。
やはり、都内の窮屈な道路よりも、こういった高速を伸び伸びと走らせてこそのクルマなんだろう。
久しぶりに調子のよいエグザンティアの乗り心地が堪能できたのもつかの間、、、東北道を降りたあとすぐに、恐ろしい事態が待ち受けていたのである。
目的地のホテルまでは一本道なので、道に迷う心配もなく、後部座席の家族と会話をしながら進んでいくと、前の車が少しだけ右によけるような挙動で、センターライン側に膨らんだのである。
なんだろうと思った瞬間、目の前の道路に大きな穴が現れた。
そしてそのまま、左前輪への大きな衝撃とともに、穴に突っ込んでいってしまったのである。。。
後日、ドライブレコーダーの映像を見ると、穴が見えてから、その上を通るまでが約3秒。
対向車線にはまったく車が来ていないので、すぐにハンドルを切れば、避けられたはずである。
しかし、当時のことを思い返すと、、、穴の深さを気にしたり、対向車線の確認だったりに、気を取られているうちに、そのまま走り抜けてしまったのであった。
当然かなりの衝撃を感じたので、すぐに次のコンビニに車を停めて、足回りを点検する。
ハイドロの車高上下は問題ない。5分ほど停車していたが、タイヤの空気がどんどん減っていくこともなさそうだ。
目的地のホテルまでは、残り10分だったので、ひとまずそのまま車を走らせることにしたのである。
しかし、なんだか足回りに少し違和感があるな。。。
そう思いながら、ホテルに到着して、車から降りてみると、
なんと! すでに左前輪の空気がすっからかんで、ぺったんこであった!
自宅からこんな遠い場所で、自分の運転の不注意により、エグザンティアには申し訳ないことをしてしまった。。。
幸いにしてホテルまでは到着できたので、家族と荷物をおろして、すぐにJAFを呼ぶことにしたのである。