エグザンティアのウッドパネルとひっつき虫の話

このエグザンティアのドアの内張りには、ウッド調パネルがついている。

あくまでウッド調であって、けっしてウッドではないのだから、質感は非常に安っぽく、世間の評判はすこぶる悪かったようである。

こちらとしてはウッドだろうがウッド調だろうが、付いていようが付いていまいが、どうでもいいのだが、ジョイント部分が劣化して外れそうだから、扉を開けるたびに引っかかってしまい、パカパカとうるさいのである。

以前に、車の内装用両面テープで貼り付けたこともあったのだが、そのうちはがれて、すぐまたパカパカと言い出す始末であった。

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それならばいっそのこと、全部取っ払ってしまおうかとも考えたのだが、下の内張部分には、ジョイント用に穴が開いているので、コイツをむき出しにしてしまうと、穴が広がっていくことになるかもしれない。

それに、4つあるドアのうち1つには、前の持ち主が付けたであろう接着剤がべっとり・・・これでは外すわけにはいかない。

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この迷惑なウッドパネルを大人しくするのに、何か良いアイデアはないだろうかと思案していると、思いついたのが、壁にポスターを貼るときに使う粘着剤。これなら穴にフィットしつつ、パネルを固定できるのではないか・・・

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 穴に埋め込んで、ウッドパネルをぐいぐいと押し込むと、良い具合に固定されてパカパカと言わなくなった。

しかし、両面テープのときには、夏の到来とともに車内の熱により、あっという間に粘着性が失われてしまったので、これだって本当に引っ付いているのかは、時間が経ってみないとわからない。

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