古い車を紹介する際に、よく「後部座席は当時の状態そのまま」などの文章を目にするが、このエグザンティアは、後部座席の方が日々刻々と劣化が進行している。
後部座席には、いつも細君と子供が座っているのだが、経年劣化したシートの布が、乗り心地ふわふわの弾力に耐え切れずに無残にも破けていくので、定期的にシートを補修してやっているのである。
シートの補修は過去に、2020年11月、2021年1月、2021年5月と3回行っている。
3回目の時に、かなり大規模に補修したので、これでしばらくは大丈夫だと思っていた。
しかし、劣化は止まったわけではない。
使えば使うほどにダメージは蓄積され、つい最近になって、6分割側の破れが目立ち始めてきた。
広がる前に早めに手を打つことにする。
補修はいつものように、カワグチのアイロンシートを使用。
最近はストレッチタイプの濃いグレーを好んで使っている。
https://www.yodobashi.com/product/100000001004271513/
過去の補修では、なるべく座面にアイロンシートが目立たないように、薄く貼り付けていたのだが、今後のことも考え、思い切って厚めに貼り付けてしまうことにした。
座面へのはみだしは大きくなったが、これならしばらくは大丈夫なのではないか。
側面にも新たな破れが発生しているので補修しなければならない。
ここは目立たないので、余っていた違う色のシートでもいいだろう。
こんなにつぎはぎだらけだと、このエグザンティアを売るときの紹介文には、何と書かれるだろう。。。なんて思ったのだが、今のところ、そういうつもりもないので、余計な心配である。