Xantiaのタイヤを交換した話

このエグザンティアは、2年前に購入した時から、タイヤ側面にはひび割れが見られていた。

ついていたのはミシュランのEnegy Saverである。まだ溝も残っていたので、あまりに気にせずに走っていたのだが、今回の車検の際に「タイヤけっこうひび割れているね」と指摘された。

改めて観察してみると、なるほど、側面だけでなく溝にまでひび割れが進行している。製造年月日を見ると2014年らしいので、すでに7年が経過している。

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これは交換したほうが良いということで、甘木さんにも相談すると、

「やっぱりミシュランがおすすめだけどね・・・」

と言ったものの、それ以降は言葉を詰まらせた。

車検と窓落ちとオイル漏れ。このところ重なった修理で、痛めつけられた懐具合を気遣っているのであろう。

私だって、フランスのクルマなので、ミシュランを履かせてやりたいところなのだが、やっぱりミシュランはちょっと高い。ちょっとなら背伸びしたいところだが、これだけ立て続けにお金を使っているので、背伸びどころではないのである。

「今はネットが買うのが一番安いから。気に入ったの見つけて、直接送ってもらえば交換するよ」

といことで、何かお手頃なタイヤはないかと探してみる。

最後にタイヤを交換したのは、前のプジョー308のときである。タイヤサイズが大きかったので、やたら高かったと記憶していたのだが、エグザンティアはそれに比べるとだいぶ安い。

数ある中で今回選んだのは、TOYOの「プロクセスCF2」である。欧州車向けと説明書きされていて、日本製で値段もお手頃だったので、これに決めた。

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タイヤ替えたくらいで、変化に気づけるほど敏感ではないだろう、と思っていたのだが、実際に履き替えてみると、やっぱりスムーズに転がっているのが体感できる。

一般道を走っている分には、乗り心地も良くなって満足なのだが、80キロほど慣らした後に、首都高を一周走ってみると、少し印象が変わった。

もともとエグザンティアは、スーッと滑るように走るのだが、ミシュランのときは、もう少しスイースイーと、高速コーナーでも路面に吸い付くように走っていた気がする。しかし、このプロクセスだと、ややフワッとしてしまって、心許ないところがあるような。。

しかし、新品のタイヤとはそういうものなのかもしれないし、これについては、もう少し馴染んでから判断したほうが良いのかもしれない。