電話口に出た甘木さんは「例のベルトの鳴きなんだけどね」と開口一番切り出した。
「ハイポンプから漏れているオイルが、ベルトに落ちてるのが原因みたいなんだよ。オーバーホールで対応しようと考えているんだけど、シールキットが欠品してるんで、取り寄せてるところだったんだ」
なるほど。ハイポンプの滲みは、今年の初めから症状が見られていたのだが、それがベルトにまで悪さをしているとは。
ぜひともオーバーホールしてもらいたいが、あいにく部品がいつ到着するのか、定かではないとのことである。現状は増し締めで対処して、症状が落ち着いているということだし、部品を待っているためだけに、ずっとお店に置いておくのも邪魔だろうから、いったん週末に引き取って様子を見るということになった。
窓落ち以来、1か月以上乗っていなかったが、やっぱりエグザンティアはすばらしい。
ハイポンプも現状はとてもきれい。
さて、今回の車検で整備してもらったところを、ざっと挙げると以下のとおりである。
「手を入れたいところは、たくさんあるけれど、ひとまず必要なところから順を追って」とのこと。
ハイポンプとステアリングラックは要経過観察であるが、ひとまず安心して乗れる状態にまで仕上がっている。
気になる費用は、諸費用約6万+整備費用が20万に届かないくらいで、合計約26万円。窓落ちはネットで検索すると6万超えという情報もあって、びくびくしていたが、ありがたいことに、その半額以下で済んだ。
また次の車検まで2年間、がんばって維持していきたいものである。